2026年2月7日~2026年3月22日
企画展 村中安全(むらじゅうあんぜん) -江戸時代の村と人々の営みー

江戸時代の安城市域にはおよそ39の村がありました。城下町や宿場町、港町、門前町など都市的な場所はなく、いわゆる農村地帯とされます。
市域には村を治める大名や旗本・幕府・寺社の領地が混在し、また複数の領主に支配された相給村落なども数多くありました。そのなかで村の構成員である村人(百姓(ひゃくしょう))たちは、自治をもって村を運営し、村役人は領主の通達や年貢納入などを取り仕切りました。
一見整った体制の中で村人は暮らしているようにみえますが、領主からの様々な命令や、水害などの自然災害、村内では事件・事故、隣村との間には村境や水争いなど、常に様々な困難が起きていました。
このような困難に対して、村の入口に建てられた常夜灯に「村中安全」との願いが刻まれています。
今回の展示では、村や村人のこれら多様な暮らしぶりの中から、古文書や絵図などを通して、ほんの一部ですが紹介していきます。
- 会場
- 安城市歴史博物館
- 住所
- 安城市安城町城堀30番地
- 時間
- 9:00-17:00(入館は16:30まで)
- 料金
- 無料
- イベント主催
- 安城市歴史博物館
- URL
- https://ansyobunka.jp/
- 問い合わせ先
- 安城市歴史博物館 0566-77-6655


