2022.03.11
3.11を忘れない
2011年の「3.11」東日本大地震から11年が経ちます。
そんな今日、改めて防災について考えてみたいと思います。
「ルポ」と「防災」、一見あまり関係ないように思えますが、実は繋がりがあります。
ルポは、農業の会社、アグリ知立が経営するカフェです。
『地元知立で採れたお米、農産物を
もっとたくさんの方に知ってもらいたい、
食べてもらいたい』
そんな想いでできたカフェです。
アグリ知立では、主に米、麦、大豆を生産しています。
まちの中にある畑や田んぼには、生産するだけでなく、実は大切な機能がたくさんあります。
大切な機能のうちの1つが、「防災機能」です。
都市の農地は災害時、広くて物が落ちたり倒れてこない場所として、避難場所になったり、災害時の防災用地としての活躍が期待されています。
建物が密集している街中では、都市農地があることで火災時の延焼を防ぐ役割も期待されています。
水田は、ゲリラ豪雨や、大型の台風から地域の人たちを守る働きがあります。
降雨量が多い日本では、雨水を貯め、ゆっくり川や地下に水を流す水田の役割はとても大きいです。
農地は地域の防災に大きく貢献しています。
ルポは、今はコロナ禍ということもあり、状況に応じて
営業を少し縮小して、お弁当の販売のみになったりもしていますが、ルポの食を通して知立にも農地があり、農地にはどんな役割があって、どんな機能があるのか、防災月間に改めて皆さんに知ってもらえたらと思います。